小技■体言止め+列挙法 同じ品詞を並べる列挙法ですが、名詞・形容詞ではなく、文を並べます。 例:あの日おまえがおれに言った言葉。今にも落ちてきそうな夕日。おれは泣きたくなった。 ■直喩+隠喩 二種類の比喩を同時に使うことによって、印象を濃くします。 例:まるで獣のような動きだった。彼は獣だった。 ■記号技 「、」、「。」、「…」などの記号をうまく使って、小説に表情を作りましょう。 彼は静かに言った。 彼は、静かに言った。 彼は、静かに、言った。 同じ意味でも、受ける印象がちがうはずです。 もっとも重みがあるのは三番目の文ですが、多用しすぎるとくどくなってしまいます。 段落の最後や物語の最後、重要な部分などでさりげなく活用してください。 |