なにが書きたいか初心者でも上級者でも、もっとも大切なのは、「なにが書きたいのか」ということです。 登場人物の葛藤であったり、読者へのメッセージであったり、濡れ場でも一言の台詞でもかまいません。 「これを書く」というコンセプトを決めてみてください。 たとえば、「別れよう」という台詞を使うとします。 そうすると、倦怠期のカップルの満たされない気持ちや、喧嘩をするふたりのやりとりが広がります。 「風呂場でエッチ」が書きたいと決めると、家族が外出中の家や、濡れた髪の描写が想像しやすくなるでしょう。 タイトルでも登場人物の性格でもなんでもいいので、「自分的読みどころ」をひとつつくってみてください。 たとえ文章が上手でなくても、それだけで、個性が出ます。 |